これが仕事の中では一番難しい部類に入ります。
が、手を抜こうと思えばどこまでも手を抜くことのできる仕事のひとつでもあります。
たとえば、ドリンクの発注は「本気を出して」手を抜くと5分もかかりません。それで業務に差支えが出るか、というと全然出ません。まじめに発注すると15〜20分くらいかかります。
時間をかければそれでよい仕事ができるというものでもなく、いかに売り場に気を配れるかということが、重要になってきます。
基本的に、売れた商品の在庫を確保するというのが発注の目的です。チェーンごとでも違うでしょうが、端末機を使って簡単に発注を行うことができます。
しかしながら精度の高い発注となると、なかなか難しくなってきます。
発注には、大きく分けてデイリーとグロッサリーがあり、毎日発注できて、賞味期限が短いものがデイリーに分類されます。これはお弁当、おにぎり、惣菜、パンなどが分類されます。それ以外のアイテムがだいたいグロッサリーに分類されます。
コンビニでは基本的に「雑誌」を発注するという作業はありません。数をプラスマイナスするように注文を出すことはできますが、自動的に納品されるのが、基本です。
その他新聞なんかも、勝手にきます。
雑誌、新聞ともに、「返品」することができるので、売れ残ってもたいした痛手にはなりません。
だから、あまりその分野に力を入れていない店舗もよく見かけます。が、本をおいてある棚が整理されていないコンビニはだいたいにしてほかの棚の状況もよくありません。
若い世代から中年サラーリーマンにいたるまで、「雑誌」というものはかなりの集客率をもっています。スポーツ新聞も欠かさず買う人がいます。それらを管理することも重要なことです。
と、発注からかなり話がずれてきましたので戻ります。
商品を発注する上で一番難しいのことは、商品を取らないことです。なんだか矛盾していることのように感じますが、売れて在庫が少なくなった商品を発注することはごくごく簡単なことなのです。
難しいのは、次にくる新商品を見据えて、売れていない商品、あるいはこれから売れなくなるであろう商品をカットすることです。
状況にあったカットができるようになるまでには、しばし時間がかかります。たとえば、ドリンクの売り場で、ひとつひとつの商品が1F(一列ってことです)で並んでいて、何が並んでいるのか良くわからない売り場というのは、発注している人間がカット下手であるということです。
ドリンクは最低2F〜3F確保するのが基本です。
それを守っているのと守っていないのとでは売り場の見栄えが全然違います。こんどデジカメで試して見たいと思います。
基本的な発注とカットができるようになると次は発注の平均化というのが目標になります。
発注が週に4回あったとして、納品の数が12、40、7、24となるよりも、21、22、20、20と納品されていたほうが効率的です。あくまで作業上の効率的なので、必ずしも平均化する必要なないのですが、納品の数が多くなりそうなときは、その日とる必要がない商品は次回に回すといった気配りができると、かなり発注マスターの域に近づいていきます。
ちなみに、これまでの発注は全てグロッサリーを基本として書いてます。デイリー商品は廃棄の関係でさらにややこしくなり、それだけでサイトのコンテンツが一個できてしまうようなものなので、省略します。こういうのは経験とカンとデータの蓄積が必要となります。
発注の仕事というのは、なかなか面倒で大変です。しかし、その分上手くできると充実感を得ることができます。
発注(担当売り場)のあるコンビニの仕事と、それのないコンビニの仕事は全然ちがうものです。たとえるなら、ペットのいる人生といない人生くらい違うかもしれません。
するチャンスがあるなら、ぜひやってみるべき仕事のひとつだと思います。
次は最後の補充・前だしについて。あんまり書くことないですが。
では。
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